2/14 金曜日 京都市伏見区深草アニーズカフェブッキングライブ2回目の出演
出身校の近所というのもあって、なんだか感慨深いこの場所、
お店の前は30年前からよく通っていたのですが、何の店やろ?と思っているだけで、学生の時って学食があるから、あんまりカフェって行かないし
こんなかわいくて、ちょっと怪しくて、ダンジョンみたいな楽しくて素敵なライブハウス、とは思ってもみなかったです。
先輩方にも、音楽仲間にも、そして現在活動している音楽の先輩達にもお客様にもたくさんお越しいただき、聴いていただけてほんっとうに嬉しかったです。ありがとうございました。
わたしは精神的に不安定なクズ野郎でございまして、せっかく来てくださったにもかかわらず、ライブによって全然ダメな日とかあったりして、自己満足ではあるけどリベンジしたいとか個人的あったりもして、それだけではないけど、この日はいつもに増して気合いがだいぶ前から入ってました。
共演のフジコさんとICHIさんについて、
フジコさんはピアノ弾き語り始めてから初めてのご一緒でした、
何度もライブを拝見してますが フジコさんのミステリアスで深くてセンシティブな曲のイメージと、高い波動の歌声と、アジアンビューティーなビジュアルとアニーズカフェの雰囲気とがすごく馴染んでいました。
初出演とは思えない!まるでずっと昔からそこにいるみたいな、
いちさんはもう9年くらいのお付き合いで、わたしが歌だけ歌っている前から、いろいろ悩みや夢の話をうんうんと言って聞いてくれたりして、アコースティックの世界に足を踏み入れたそして続けていられるのはこの人のおかげといっても過言ではないくらい本当にお世話になっているのだけど
何をわたしがぐじぐじ言っても結局、彼のライブを観に行って、続けること、黙ってまっすぐ進むことのお手本を見せてもらっている尊厳するミュージシャンです
1番目いちさんで、彼のステージはいつもにまして
もう彼は何にも捨てるものはなく、歌に全てをかけていて それが心と体 生活に染みついているんだなあって思った。とても自然に彼の歌詞が入ってきて、すうっと涙がこぼれるような。
それが1曲めのしょっぱなから伝わってきた。それと同時に焦った、わたしはわたしで綿密に真剣にこの日のためにわたしなりに準備をしてきたのだけど、なおさら緊張感がどこからともなくやってきて、以下略
言うてる間に続々とお客様が増えてきて、2番めフジコさんの気合いもすごくて、なおさらちゃんとせなと、そうでないとお二人が積み上げてくれたことが台無しになる、今日の夜はいい夜にならないと自分にプレッシャーをかけてしまい以下略
何はともあれフジコさんの「がらくた」という曲は本当に泣くので、ぐっと涙を堪えながら、この熱い気持ちを自分のステージにかけようと思った。エネルギーをもらうってこういうことなんだなあって
フジコさんもいちさんからもし仮に無意識にエネルギーもらったとしたら
ライブてのはリレーと同じで、弾き語りは単独プレイに見えるけれど
一つに繋がっているんだなあと思いました
そしてわたし
緊張したけど、途中からフッと突き抜けるものがわたしにやってきてすーっと奥から声が出てきて大丈夫!って思えてそれからもう気持ちいいしかなかった笑
このフッと突き抜けるものがやってきた云々はまさにアニーズカフェのブッカーであり、PAを担当されている森島さんのおかげ
この森島さんが翌日SNSで
「PAというのはDJがそうであるように、最終的にはいかにスピーカーをならしてその場の音楽を表出させる点においてミュージシャンそのものである」と述べられていて、すごく嬉しくなった、
気持ち悪くてすみません笑
生まれて初めてアンコールももらって幸せだったです。
聴いていただいてありがとうございました。
そしてオーナーの竹野さんにもいろいろ昔のお話を伺い 美味しいピザとパスタをいただきました。
ありがとうございました また絶対出たい空間です。
フジコさんといちさんとも長い付き合いだし、空き時間の話も楽しいし、
なんか全てがしっくりきたなあって、
右脳が活躍する日でした。